今年の年末は、ブログの更新が滞りがちだったので、なんとなく2連発(^^;
また他愛なくいかせて頂きます(笑)。
皆様は、なんとなく気になる国や場所ってありませんか?
私は何故か『香港』がとても気になってしまうんです。
まだ一度も行ったことがないのですが、是非行ってみたい国のひとつです。
だからという訳ではないのですが、『九龍城』も気になる場所だったりします。
とはいっても、イギリスから中国に返還され、九龍城自体は1993年に解体、消滅してしまっていますが。
遠目からでも一度は見てみたかったです。
九龍城は、アヘン戦争後にできていった建造物で、一言でいうと一種のスラム街です。
違法建築の建て増しの嵐で、約40年の間にどんどん増殖していき、ピーク時には約5万人の人々が住んでいたのだそう。
イギリスも中国も介入出来ない特殊な地域だったため、犯罪の温床になりやすく、当初は治安も悪かったみたいです。
「魔窟」などと呼ばれ、敬遠もされていましたが、実際は普通の人達が普通に暮らしていた場所でもありました。
きっとそこには、ごく普通の温かな幸せな日々が、少なからず存在していたのではないかと思います。
今は公園になっていて、昔の面影はありません。
当時は衛生状態も悪く、治安もけして良くない。歪で威圧的な風格で。
でも、今でも九龍城は不思議な魅力を放っています。
本当に写真や画像からでも、十分にその圧倒的な存在感が迫ってきます。
中国返還前の香港だけではなく、国が豊かになり栄えていくと、こういったアナーキーでカオスなものの存在は、どうしても消えていく運命です。九龍城もそのひとつで最たるものです。
それを、違う国に住む無関係な私などが安易に残念がるのは、不謹慎で無責任なのだとも思います。
それでも、豊かになればなるほど失われてゆく何かがあると感じるのは、日本だけではないと思います。
私のように、九龍城に今尚惹かれ続けている人達は数多くいらっしゃいます。
関連の販売物は、あらかたコレクションしております(^_^)v
九龍城無きいま、せめて電脳九龍城砦・ウェアハウス川崎には行ってみたいですね。
軽く済ませるつもりが、ついつい熱くなってしまいました(笑)。
いよいよ明けますね。
それでは皆様、また明日〝新年のご挨拶〟でお会い致しましょう!\(^o^)/
(アップ出来るといいなぁ。。。)