つぐみブログ 『際』～キワ～

皆様こんばんは。

御主人様方とお話させて頂いていると、様々な知識や教養が身に付いて、SMやその他の分野について、造詣を深めさせて頂くことが多々あります(^-^)

『ベティ・ペイジ』という女性もその一人なのですが、申し訳ないことにつぐみは存知あげていなかったので、早速ネット等で調べてみました。

画像の、河出書房新書から発刊された文庫版の写真集『ベティ・ペイジ・ボンデージ』は、残念ながら廃盤になっていたので、中古で探して購入しました。

もうお亡くなりになられているのですが、とても健康的な肉体美の、チャーミングなアメリカ人女性のモデルであり、女優さんです。
ボンデージ・ファッションのモデルとしては、草分け的な存在だったそうです。

どちらかというと、いわゆる一般的で大衆的という感じではなく、アンダー・グラウンドなイメージの方でしょうか。

本の中身は、彼女自身がボンデージ・ファッションに身を包み、ロープや枷で拘束されたり、ボール・ギャグをかまされたり、ヘアブラシや素手でスパンキングされている写真がたくさん載っているものでした（逆に鞭を持ったりしているものもあります）。

印象としては、隠微で暗い下品な感じは一切なく、むしろ明るくて楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

コケティッシュな笑顔と、現代の細ければ良しとする感性とは逆行する、ごく自然でグラマラスな肉体。

湿度を感じるねっとりとしたいやらしさではなく、スタイリッシュななかにも、あえて見る側にスキを与えてくれている感じ。

『ボンデージ』というフェティッシュで特異性のあるジャンルなのに、どこか親近感がある•••。

でも間違いなく、セクシーでエロスを感じさせる女性です。

そして、『ボンデージ』を一般的に認知させた、ニッチでカッコイイ女性であることは間違いありません。