つぐみブログ 『際』～キワ～

久し振りの更新です。
皆様こんにちは、つぐみです。

そこそこ天邪鬼な私が、世間の波にたまにはのまれてこようかと思い、友人といま話題の、新海誠 監督・『君の名は。』を観てきました！

いまのうちに言っておきますが、全然関係の無い画像ですみません！！


観賞後の率直な感想ですが、アニメ通な方も、普段アニメなんて見ない方も、両者共に納得のいく作品だと思いました。

こんなに流れるように綺麗な構成の作品は久々に観ました。
あとは、画面の美しさや、こだわりぬいたディテールも話題になっていましたよね。

あまり書くとネタバレになってしまいますが、よく言われている「胸キュンもの」と言うよりは、私は現代ファンタジーとして純粋に楽しめました。

御覧になった方ならわかるかと思いますが、ほのぼのとしたラブコメ？にSFっぽい要素を織り交ぜたテイストなのかと思いきや、途中でのあの急転直下のヘビーな展開に少し驚きました。
思わず「上手いなー•••」と、うなってしまいました（何目線だ？）。

で、終盤の、あの自然に涙を誘う感じ（あくまで自然に）、結構好きです。
音楽ともすごくリンクしていたと思います。
いかにも泣かせよう、泣かせようみたいな意図の感じられるものは、ものすごく苦手なので。

とにかく、とても正統派で素直に楽しめる映画でした！
最近こういうの、逆にめずらしいかと。


〝忘れてはいけないモノ〟
私はこの作品の根底に、このテーマを感じました。
忘れてはいけない言葉、気持ち、思い、ルーツ。

その場の雰囲気やノリで、調子よく軽はずみに言葉や文字を告ぐ。
放てば放つほど、どんどん軽く薄らいでいく。

そういうもので世界は氾濫していて、そんな軽薄な空気感に、少々やさぐれウンザリしていたけれど、良質な文化に触れると、なんだか少し元気がもらえますね。

やっぱり文化って、人の心に安らぎや癒しだけではなく、活力や希望を与え、世界を豊かに平和にしていくのだと思います（話おっき過ぎですかね？（笑））。

心がいくらかかろやかになったので、そんな感じでの、久し振りのブログ更新です(^-^)
そんなわけで、ムクムクとエンジンかかってきましたので、引き続きよろしくお願い致します♪