皆様、こんばんは。
今回から不定期で『SM夜話』と題しまして、SMの基本プレイについて、改めて語ってみたいと思います。
これまでも、何度か同じような企画をこのブログ上でした事があるので、内容は重複する部分もありますが、ちょっとこの辺で気持ちを整理したい部分もあり、再確認の意味でもしたためてみたくなりました。
自身の自己満足がほとんどなのですが•••(笑)。
で。トップバッターでの登場が、なんと意外な『蝋燭』です。
正直プレイされる方は多くはないです。
SMで使う蝋燭は、メーカーによって違いますが、融点が約45~55度の間のようです。
それ以上になると、火傷をしたりと、リスクもともなってきます。
あまりに高温なものは、人を選びます。
同じ温度でも、メーカーによってより熱く感じたり感じなかったり、熱さの種類もいろいろです。
熱痒かったり、ピリピリ、チリチリしたり。後からじわーんときたり。
そのメーカーの蝋燭との相性で合う合わないは、意外にあります!
あとは、どのくらいの距離から蝋を落とすか、でしょうか。
それによって、かなり熱さの感じ方は変わってきます。
前述の、熱さの感じ方に関しては、蝋を落とす部位によってもかなり変わります。
どこが熱くて熱くないか?
これは教えてしまうと面白くないですし、プレイの興がそがれることにもなり兼ねませんので、ここでは秘密のベールに包ませて頂きますね。
実際にプレイして確かめてみることをお勧め致します。
プレイの前に、ローションを塗るか塗らないかですが、正直塗ると熱さが多少軽減される、というのはあります。
ですが、塗らないと身体にへばりついた蝋がかなり落としづらく、処理に時間がかかるという難点はあります。
蝋を鞭ではたき落としたい、という方は、逆にローションをつけてしまうと、鞭打ちの度に鞭がベチャッ!と身体にへばりついてしまう、という難点もあります。
そこはケースバイケースといったところでしょうか。
実は私、かなりの熱がりです。熱いのは苦手です。
熱いイコール気持ちイイ、ではありません。
鞭と同じで、熱いけれども、苦痛だけれども〝御主人様のためなら 受け入れたい〟と思うからこそ、気持ち良さと充実感に包まれ、熱さが心地良さに変わるのです。
好きずきあるかと思いますが、蝋燭プレイの良さは、あのネチネチとしつこいところにあると、個人的には思っております(笑)。
しつこくてねちっこいプレイ大好き!です。
仄暗い一室に、ボゥ•••ッと蝋燭の炎が灯り、熱さにクネクネうごめく肢体に、紅い蝋の花が少しずつ少しずつ、咲いていきます。
静かでありながら、とても緊張感に満ちた艶かしい空間です。
どんなに熱がっても、なかなかお許しは頂けません。
御主人様は蝋燭プレイの時は大抵、怖いくらい淡々と静かです。
そんな中で、眼だけが別の生き物のようです。
熱がりの私は、枯れてしまうくらい声をあげてしまったり、拘束されていても、力一杯暴れることもあります。
とはいえ、もちろん限界がくると、ビニールシートからリングアウトすることもございます(笑)。
それでも、嫌いになれない蝋燭プレイとは、SMというものは「飴」だけでは決して成立しないものなんだな、そう改めて思わされた次第です。